誰も知らない

書こうと思っていて、ずっと何もできないでいた映画。
好きな人と嫌いな人に分かれると思う*1実際、私は好きだったけど、母は悲しすぎて悲しすぎて、途中からあんまり見れなくなった、といっていた。でも全編を通して、是枝監督の空気は出っ放しだったし、あの演技。がすばらしかったのですよ。うん。春が来て、夏が過ぎて、秋を感じて冬になる。そして、また、春が訪れる。でも、それが幸せかって言ったら、わからないし、アポロチョコが、なくなるにつれて、なにかへのカウントダウンが始まっていく。救いはない。ないわけではなくて、自分たちから求めない。すべてが空気で終わる映画だった。むしろこっちで完結したほうがいいようなそんな感じ。一人で見てよかった。
「さよならなの?」*2
そう問いかける、茂役の子の表情が一番好きかもしれない。子供らしいはしゃぎっぷりから、なにかを悟ったようになる、あの変わりようが好きだった。
ちなみに母は、実際にあった事件とは知らず、ずっと「四人一緒に暮らせる施設があればいいし、そういうのもあるんだよーって施設の大切さを教える映画にすればよかった」って言ってた。
それじゃぁ、きっと、だめなんだよね。

*1:デビルマンほどじゃぁないけどね。きっと。見てないからわかんないけど

*2:さよならだね。かも知れない。うろ覚え。