卒業式そして自殺願望の消失

山吹色の着物を着て、黒い袴をはきました。写真を現像してみたら、男とばっかり写っていました。多すぎだ。彼氏ではないけど大好きな人と話せたし、きれいだって言ってもらえた。きみとあえてよかった。もう一度キスしたかった。そう思う男が多すぎてまいります。そんな男と話していてもまったく涙腺は緩まなかったけど。笑ってお互いがんばろうと言い合って別れた。たぶんいろいろな縁があってまためぐり合えるし、また一緒に酒を飲んでもしかしたらセックスもするかもなーとおもって握手をしました。
飲み会の最中も笑っていろいろな人と話せた。
本当は学校が終わったら一週間以内に死のうと思っていました。サマーソニックとか言ってたけど。未来が見えなかったから、働いて、バンドも続けて、結婚して、子供を生んで、両親を看取って、とそういうものが全く想像できなかったから。理由は単純すぎるけど、こんな大きな自殺願望は初めてで、新居で包丁を持って、自分の手首と大根をじっと見ていたりもしました。切り落とせるかもしれない。と。だけど卒業式で、バイトの後輩がいきなりないてくれたり、飲み会でサークルの人に会ったり、して、これはだめかもなぁと。死ねないな。と正気に返ったのでした。高校時代、手首の傷を見て、親に泣かれたことを思い出した。
私のことを好いてくれてる人がこんなにいて、一緒にごはんをたべたり一緒に酒が飲めて、抱きしめても怒らないで、電車を走って見送ってくれたりして、私のひざで眠ってくれる人がいて、私をひざで眠らせてくれる人がいて、キスをしてくれる人がいて、セックスしてくれる人がいて、一緒に眠ってくれる人がいる。その人たちに、時々会えればいいかな。とおもって、自殺願望がするりと消えた。こんなにするりとなくなったのは初めてで、どうしていいか戸惑いながら、こうやってキーボードをね。打っています。本当にありがとう。四年間、ありがとう。