ハッピーマニア 安野モヨコ

ハッピー・マニア (11) (フィールコミックスGOLD)

ハッピー・マニア (11) (フィールコミックスGOLD)

ふるえるほどのしあわせってどこにあるんだろう

そもそも、ふるえるほどのしあわせって、一体何だ?男関係だけで考えてみる。
キスできた、セックスした、気持ちよかった。男が好き、愛しているといってくれた何気ないことを話す相手がいる、一緒にいて安心できる。結婚を約束している。そんなんじゃ全くわからないのである。震えるほどの幸せ。
幸せは、手に入ったらもう、幸せではなくなるという。手に入った人は、本当の幸せではなくて、自分自身に「私は幸せだ」という暗示をかけて生き延びてる*1。それは緩慢な死を意味する*2し、まだまだ勢力*3的に行きたいのなら、自分自身のことを、幸せと位置づけないことだと思っている。
てことは、きっとシゲカヨは幸せになれない。いや、なれないわけじゃなくて、ずっと、捜し求めていくのだろう。
その、ふるえるほどのしあわせを。

*1:もちろん私も

*2:これって誰の言葉だっけか

*3:精力