『青い花』6巻を読んだよ!

親友であるふみの気持ちを知り、懸命に応えようとするあきら。 戸惑いながらもあきらが出した結論は......。 「つきあってみようか、あたしたち」。 鎌倉のお嬢様学校&進学女子校を舞台に紡がれる、胸キュン"ガール・ミーツ・ガール"ストーリー、待望の最新刊。 応募者全員サービス企画☆「あーちゃんストラップ」応募券付き!

毎巻出るたびに胸が締め付けられるようなどきどきを味わい、ベッドの上でごろごろしながら読んでる青い花なんですけど、新刊でなんかほんとストーリーがすすんで、ジタバタだけもできなくなりました。
でもほんとすごくよかった…ガールミーツガール…。杉本先輩はズルくてかっこいい。まだ、好きでいてくれるって、すごいズルい。
以下ネタバレ箇条書きです。てかamazonさんのあらすじが壮絶なネタバレ。


しかし、値段見ないで本屋で買ったんだけど、この本千円するのね…。他の本とまとめて2千円近く会計がいったのに、やっと納得。

ふみちゃんがすごく成長している。

まぁ、あーちゃんと付き合うことになったふみちゃんなんですけど、なんとなく思ったのが「ふみちゃんが成長してる、大胆!」でした。
それを強く感じたのが、ポンちゃん「ふみさんは、そっち系のひとなの?」と聞かれたとき。いままでの巻のふみちゃんだったら、あいまいに逃げるんだろうなーと思ったのですが、今回は「わたし、そっち系のひとなの」とにこやかにカミングアウト。ふみちゃん、恋の力で確実に強くなってる。しかし、最後のお話のふみちゃんはエッチだった。えっち。ああああああぁ。酔いに任せてクリームをなめるふみちゃん。どきどきしちゃう。

上田さんが素敵。

嵐が丘の舞台からほんと上田さんがかっこよ過ぎて、骨抜きです。
黒髪ストレートの高身長。読書が好きで男装も似合うとか、俺得すぎますね。長い髪の毛で、あんだけかっこいいって、わたしが高校生だったら恋をするし、間違いなくファンクラブに入るわ。
今回もちくっとあーちゃんに「前にわたしと万城目さん、似てるって言ってたもの」とか言ったり、上田さんもあーちゃん好きすぎるでしょーもー!!とじたばたしました。かっこいいよう。奥平さんストラップほしいよ!

臆さないこと、卑屈にならないこと

あーちゃんを大切に思ってる、でもキスもしたいし抱き合いたいでも拒絶をされたら、と思い悩むふみちゃん。そんなふみちゃんと「好き」が違うかもしれないと考えながら、でもふみちゃんがすきなあーちゃん。
ああ甘酸っぱい。かわいい。ふたりともかわいいよー。

ただ、わたしはこの巻で二人が付き合うことになるとは思ってなかったです。織江さんとひなちゃんのカップルが続いているので、付き合っていることが原因の周りからの視線のようなものは軽いのかもしれないけど、付き合っている二人の気持ちに重点が置かれたら、重くなるかな、とも思うのです。
その理由は、自分が「普通」じゃない、「そっち系」という悩みは、ファンタジーな百合の世界ではそこまで出てこないけど、現実には付きまとうものだからです。それはさっき言った周りからの視線だけではなく、どちらかというと自責の念に近いと感じます。
そんなことを考えながら読んでいて感じたのは、青い花はファンタジーとしての百合ではなく、『セクシャルマイノリティ漫画』だということです。(ビアン漫画、といわなかった理由は、どうしてもあーちゃんがビアンだとは思えないからです。どちらかというと、バイ的だと思う。)志村先生はその現実感を、どこまでこの作品の中に入れるかわからないけれど、あーちゃんとふみちゃんには、作中にあったように、臆さない、卑屈にならないように、小さな花を愛でるように一歩一歩手をつないで進んで行ってほしいのです。その進む道が、どのようなものでも。

と、最後にちょっとまじめな感じで終わり!
若い二人の恋愛を見守る婆やみたいな位置に立ってたいと強く思います。あー次の巻がまた、楽しみだなぁ。