ナンパとコミュ障。

十人並み、という言葉を覚えたのは講談社X文庫ティーンズハートの「ティー・パーティー・シリーズ」で。この小説で私は同性愛も覚えたし、仏教にも興味を持ったという、なんか山本直樹の漫画と同列で、今過去に戻れるのあれば焚書だ焚書!!と叫ぶ小説なんですけど(そのかわり超面白い)主人公の後野まつりちゃんが自分のことを紹介するときに「顔は十人並み」って言うわけなんですよね。

まぁ小学生から高校生まで自分にすっげえ自信がなかったわたしは十人並みって言えるなんてまつりちゃんはすごいなぁと思っていました。いまはね。十人並みです。えへへ。うそです。十人並みよりちょっとかわいいです。えへへ。自分で言うのはただなんだよ?

十人並みで尚且つとろく見られがちで舐められがちなので、やたら声をかけられます。もう年なのでキャッチやスカウトには声をかけられません。ありがとうございます。

でもさ。最近あるじゃん。渋谷で働く営業マンのナンパ日記。楽しく読ませていただいております。ですが、あんな奴にあたったことないんだけど。あんな風に声かけられたことないんですけどーーー!!!

フィクションを織り交ぜながらなので、どこまでが本当かわからないしそんなナンパにあたったことないのでわからないですが、筆者であるnabeotsuさんも声をかけられる女の子も最高にコミュニケーションできてるよね。すげえ。なんかあれ、声かける人ってかぎ分けられる何かあるのかな。って超不思議なわけ。

 

丁度昨日ですよ。帰ろうと思って、ついでに本屋寄っていくかとわたしが忌み嫌っているスクランブル交差点を渡ってる時に、後ろの人がずっとしゃべってるんですよ。なんだろうなー、連れの人も相槌打ってあげたらいいのに。と思ってふと振り返ったら、相手なんていないの。その人だけなの。そこでさっきまで話してた内容思い出して戦慄したよね。その人が、ずっと、わたしに向かって。

お時間あるなら飲みませんか?お時間ありませんか?お酒好きじゃないですか?きれいですね。髪の毛もきれいですね。お時間あるなら飲みませんか?

戦慄もしますわ!!慄きますよ!!だってあれだよ。おかしくない?ちらっと見たその人は年上っぽかったから、30代以上の人が、なにも反応しない前の女にえんえん話しかけてるんだよ小さい声で。怖い。そんなの許されるのなんて栗原類くらいしかいないよわたしの世界そして生きている次元には!!

わたしは知っている。過去のいろいろな体験から知っている。一番いいのは無視だ。ここで何か反応してしまうとめんどくさいことになるのを知っている。ということで、聞こえないふりで無視。しかしずっとついてこられる。怖い。これは本屋に入ってはいけないしできるだけ人がいてにぎやかなところそして男性が入りづらいところに入らなくてはいけない。とおもい109に。109…まぶしくてギャルが多くて天国だよ。

 

あとは痴漢からのナンパという高度テクにあたったこともある。電車内で「え、ぜったいこれ当たってるよね。当たってるっていうか触ってきてるっていうか当てて来てるよね…?でも離れた?混んでるから?」みたいな感じになり、まぁこれもめんどくさい…どうせ各停の待ち合わせでいったん下りるからいいや、と思って、電車から降りたらそいつも降りて来てこっち見て声かけてきやがった。

「いや~どうもすいません。混んでて…身動きが取れなくて…痴漢っておもわれたらどうしようって思って声かけたんですけど、これからお時間ありますか?飲みに行きませんか?」

完全白目。

意味わかんなくない?おかしくない?頭が。正直どういうことなの。って思ったし、なに。わたしならそれで行けると思ったの…?ってぐぎぎってなりましたよね。

「申し訳ございません。家で主人が待っておりますので」の言葉にも「いいじゃーん大丈夫だよちょっとだから」とひるまない痴漢ナンパ野郎にも無視を決め込み無事におうちにかえりました。かえってすぐ酒飲みました。

 何がちょっとだよ。人間ちょっとですむことなんてないんだよ。時間だって酒だってセックスだってちょっとですむやつはいねえよ!!あ。居るか。すいませんすいません。いましたね。傷つけてスイマセンでした早撃の皆様。

 

と、一例をあげたわけなんですけど、わたしみたいなコミュ障にはコミュ障のやつが声かけてくるわけ?なんなの?全然怖いんですけど怖い!!コミュ障の香り漂ってるの?なんなの?

 

 

とりあえず、私に声かけてくる人殆ど小さい人が多いので自分の身長考えてから来てください。でも無視します。

 

超面白いですよ。