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制服を脱いだ、君の顔がわからない。

女子高生云々でも、消費云々でもないんだけど、id:pokonanさんのブログを読んで思い出したこと。

ちょっと前にツイートもしたけど140文字じゃ嫌だから残しておくね。

同じフロアに可愛い新入社員が入ったのは今年の4月。
スーツをかっちりと着て、短めの髪の毛もしっかり縛って、凛とした雰囲気の子で、まぁ淡い恋心まではいかないんですけど、彼女のことがなんか気になってて、廊下で挨拶する度に何か喋りたいという気持ちがあって。
そして夏フェスに行く、っていう情報を聞いたから、モテキの土井亜紀よろしく「○○さん、フジロックとか行くんですか?」って聞きたくて、でもその機会は訪れなかった。

そして夏は終わって秋、10月1日。
彼女が入社してから半年たったわけなんだけど、会社からいなくなってた。
いや、いるんだけど、正しくは、私が彼女こと、認識できなくなった。

彼女が入社した会社はオフィスカジュアルが許されてる会社で、入社から半年たつとなんとなく、かっちりとしたセットアップのスーツではなくジャケットでもいい、みたいな感じになるんだけど、もちろん彼女もオフィスカジュアルになったんだと思う。
全然、探せない。
多分髪型もかわった。垢抜けた、という言い方が正しいのかもしれないけど、私が好きな彼女はもうオフィスにはいなかった。

こっちが、イメージを押し付けすぎだったのもわかってるんだけど、わたしはリクルートスーツをきた彼女のことだけが気になってたんだなぁ、とじわじわした。あの凛とした雰囲気も、すべてスーツのおかげだったのか。
なんとなく、制服を脱いだ女子高生や、舞台衣装をもう、着ることがないアイドルを思い出して寂しくなった。

今日、トイレですれ違った、多分彼女だと思う女性は、黒いジャケットの下にグレーのぴったりとしたハイネックのニットを着ていた。
薄い体に、それはよく似合っていた。