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最後かもしれないなと、感じた。

以前書いた通り、お正月にも親戚で集まった。


私たちは大人になってしまった - チャイ

そう、前書いた通り母方の祖父母の家に集まり、今回はまた一人赤ちゃんが増えた。名前そのままのおっとりした女の子で、親戚一同メロメロ。誰かがずぅっと抱っこし、かまって、泣いて。あまりにもかわいくて、私はなんどもなんどもその子のあまりにも小さい、しかしきちんとしている爪をなでた。夏にいた子なんてつかまり立ちできるようになってる。半年くらい違うだけでほっぺたのさわり心地が違う。かわいい。あー。かわいい。

女衆、そして料理が趣味の伯父が台所仕事をしている横で、従姉妹は離乳食を作り、つかまり立ちをするようになった子に食べさせている。「へー、いまレバーの粉なんてあるの。すごくない?」「そうだよ。しかもめっちゃたべるの。あーちゃんより食べるかもしれない。」「あーちゃんはお酒を飲むからそんなに食べないだけ…ねーおばちゃんサラダ盛り付けていい?」「はいはいよろしくねー」「ブロッコリー手で乗せちゃっていい?」「トマトも乗る?」「酢だこも切らないと」女三人寄れば、とはよく言ったものだ。私が、二歳の時から変わらない台所は、相変わらず寒く、雑然とし、そしてたくさんの食べ物があった。
納屋から瓶ビールを運び、お土産で誰かが買ってきた一升瓶、弟の婚約者が持ってきた五合瓶、地元の有名な酒造のお酒一升、だれもお酒に強いわけではないのに、ただ、みんなが集まって、ぽつぽつと近況を話しながら、最近の地元の話をしているその空気でどんどんお酒があく。瓶があいたら片付け、お皿があいたら片付け、料理が趣味の伯父があたらしい食べ物をどんどん出してくる。
もうみんな若くないんだから、2キロ近くのから揚げなんて無くならないよ。だって今回はそのほかに手羽元の煮物もあるんでしょう?刺身も、おせちも、カニだってあるんだから、という心配なんてするだけ無駄みたいな感じで、から揚げをはじめとする料理の皿もどんどん空いていく。新しく卵焼きが出る。そばが出る。そこらへんでひと段落して、女性陣はおこたのある部屋へ。

「えーゴチの新しいメンバーってだれー?」とか、みんなそこまで興味がないことを話しながら、みんなが持ち寄ったお土産を食べる。ブレンディのスティックカフェオレ、好きな味のものを選んで、飲みながらだらだら。酔っぱらって眠くなった父も部屋に来て寝始める。

そうそう、上には書かなかったけど、今年、私たちの代、お年玉が最後だった。
一番下の従兄弟も大学を卒業し、4月からは社会人になる。
お年玉をあげるときに、伯父がぽつりと「こうやってみんなで集まれるのも今年が最後かもしれない」とつぶやいたのは、隣にいた私だけに聞こえたのか、どこまで聞こえてたのか、わからない。
不定休の仕事につく一番下の従兄弟が集まれない、というのもあるが、祖父母の老いというものも強く感じている。
父方の祖母の葬式の時に、母方の祖母は私の手を握り「あーちゃん、(父方の)おばあちゃんの年齢まで、あと○年だよ」とものすごい心配そうな声を出した。
まだグランドゴルフでがんがん優勝するくらい、元気なんだけどさ。

http://instagram.com/p/xW3hqXIBT0/
小さい子にやきもちやくし、小さい子に追いかけられるし散々な可愛い子。痩せてきたね。


また、集まりたいね。そうしたらみんなでおいしいお酒を飲もうね。

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