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短歌の目第8回/10月の短歌を詠みました。

いつもお題をいただいて読んでいる短歌の目、もう8回!!(0回があったので正式には9回ですが…)
すごいな~。息が長い企画だし読んでるこちらは楽しいのでいつもありがたいです。

tankanome.hateblo.jp
ということで10月の10首。まずは短歌。

1. 上様
 酒瓶の、底の輪の跡なぞりつつ「上様で」という声を聴いてる

2.まれ
 夕焼けで思い出すのはきみのこと まれな笑顔で崩れる眉毛

3.ピアノ
 カーテンがひるがえる音にかき消える、ピアノ横立つソプラノの声

4.星座
「あれはなに?」跳ねる声には言い出せぬ「星座は夜に合う口実」と

5.々
 各々が気を使わずに好きなもの取って食べつつ其々の話

6.G
 「会えるね」の君の言葉でかかってたGが消えたように感じた。

7.眠
 目を伏せたまつ毛の横に汗のあと 眠るおでこにひとつくちづけ

8.紫
 ふと見えた白く細めな首筋に 小さく灯る紫の色

9. ひたひた
 じゃがいもはひたひたの水で煮たあとに油とハーブで炒めたのが好き

10.【枕詞】秋の田の
 秋の田の首を垂れる稲を見て日々の自分の姿と重ね


そして都都逸

1. 上様
 あんた上様神様気取り 気取ったとこでからっぽよ

2.まれ
 「とまれ」言うなら消えてよまずは。出会いがしらに落ちるもの。

3.ピアノ
 泡が上るグラスの中に見えるあなたと鳴るピアノ

4.星座
 瞳の中にある星座など浮かれただけってわかってる

5.々
 「々」漢字を並べてみてもあんたと同じにゃなりゃせんね

6.G
 Gのコードは弾けるというが無駄なギターとストラップ

7.眠
 シーツくるまり震えるまつ毛 眠らせるよに背を撫でる

8.紫
 肌に滑らす紫の爪 このまま残ればいいのにね

9. ひたひた
 心ワインにひたひたつける 赤?いやバカ言えロゼですよ

10.【枕詞】秋の田の
 秋の田の稲送ってる米 あんたの肉になりゃいいよ。


時期は逃してしまっているけど「うろこ」という題でも詠んでみたいな。と思いました。雲には遅いよねぇ。

仕事でイライラしているところに、いい気分転換になりました。
どの歌がよかったかなど、教えていただけたら嬉しいです。