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あの日が私の分岐点。

車で30分ほどかかる祖父母の家から、私と弟は学校に通っていた。
そこから帰ってきて、夕方五時くらいまでは祖父母の家に預けられ、迎えに来た母が運転する車で本当の家に帰る生活を中学校途中までしていた。

そもそも、車社会であるところの北関東なので、車の移動はもう生活の一部。毎日毎日後部座席に乗り、窓の外を見ていたり、途中寄って買ったパンの香りを楽しんだり、さらには空の段ボールの中に入り、弟と「ジェットコースターだよ」と笑ったり、(この遊びはだいぶ流行って、陸橋などを渡るときは本当にわくわくした)意外と車の移動を楽しんでいた。

その日、たぶんあれは冬の日だったと思う。
祖父母の家でアップルジュースを飲み、暗くなった帰り道。
いくつかの橋を渡るのだが、最後の橋に差し掛かった時に「流れ星だ」という母の言葉でふと外を見ると、うすみどりの流れ星がすうと飛んできて、どんどん大きくなってくる。
大きくなって大きくなって、地球のよこにその緑の星が寄って

くるところで記憶が亡くなっている。


その時見た「星」がきちんと木星のような縞模様があったことや薄緑だったことは覚えている。

もちろん、そんな大きく見えたのならもうこの世界は終わっているだろうね。
もしかしたら、そのとき死んでしまった私と、いまの私はあの時点で分岐しているのかもしれない。

とかね。

zuisho.hatenadiary.jp




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